ポリセントリック企業とは?ポリセントリック企業とは、海外進出した企業で「現地の人材ややり方を重視した国際企業」のことを言います。

ちなみにポリセントリックと反対の意味を持つのはエスノセントリックで、エスノセントリック企業は海岸進出をした企業の母国の人材で母国のやり方をする企業を指します。

一般的に企業が海外進出する場合、ほとんどは「エスノセントリック」で進出展開をする企業が多く、母国の人材が海外に派遣され、マネジメントをする位置に立ち、母国の方針で企業展開をします。

しかし、「エスノセントリック」で海外進出をした企業は壁にぶつかることが多いのです。日本では通用したことができなかったり、日本の市場は把握していても海外の市場状況を把握しきれず、失敗したりします。その国のニーズに合わせて商品やサービスの提供が満足にできず、業績が伸びないという問題が起こるわけです。

そこで、企業は「エスノセントリック」とは反対の考えの「ポリセントリック」に移行していきます。

「ポリセントリック」は現地で優秀な人材を選抜し、現地の方をマネジメント、指導する立場に配置します。そうすることで海外進出をした国の市場状況のしっかりと把握ができるようになります。また、その国で育った人がマネジメントをすることで、その国の人たちの考えが理解でき、ニーズに合った商品、サービスを提供することができるようになっていきます。

もちろん「ポリセントリック」へ移行するのはメリットだけではありません。

ポリセントリックのデメリットとしては、海外進出をした国の周りの地域の人たちとの繋がりが薄くなりがちです。簡単に言うと、地域性を大事にし過ぎることで、周りの国の地域性を理解し、関係性を高めることが難しくなるわけです。

このようなことから、ほとんどの企業は「ポリセントリック」と「エスノセントリック」の間をとりたがるのですが、“いいとこ取り”をするのは、簡単にはいかないものです。

自社の企業風土と進出先の国の状況を勘案し、試行錯誤しながら企業運営をしていくことが今後も必要となっていくでしょう。

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