加計学園〜朝日新聞と民進党と三文小説

雑感コラム

加計学園〜朝日新聞と民進党と三文小説新聞で取り上げる記事は、裏取りを行い、事実であることを確認して、掲載するものだと思っていました。しかし、そうではない新聞もあるようです。

今回は、この一年ほど個人的に感じていることを書き留めておこうと思います。

最近、朝日新聞が “スクープ” し、民進党がその “スクープ” を国会で取り上げ、毎日新聞と共産党・自由党・社民党が “援護射撃” するという事案が起こっています。

例えば、“森友学園疑惑”。

この “森友学園疑惑” も最初は朝日新聞が “スクープ” しました。「怪しい、きっと何か裏であったに違いない」という妄想だけで、民進党や共産党・自由党・社民党が数ヶ月に渡って安倍政権を追求したものの、何の進展もなく「忖度」という言葉を世の広めただけで終わりました。

結局、見えてきたのは、官僚や政治家(安倍政権)の汚職ではなく、債権者に対して向き合わず、「敵の敵は味方」とばかり急接近した民進党と籠池氏の姿と、国民の興味が離れた後も報道を続ける朝日新聞と毎日新聞の姿、そして “補助金詐欺”で立件されそうな森友学園の裏の姿でした。

私には「安倍政権にダメージを与えて倒閣する」という結論ありきで朝日新聞が “スクープ” し、民進党が国会案件にし、毎日新聞と共産党・自由党・社民党が “援護射撃” しているようにしか思えません。さらに言うなら、ある種のイデオロギーが入っているのではないか、と思わせるほどの異常さを感じます。

事実は関係なく、怪しそうに思える事案を引っ張り出し、自分たちの都合の良いシナリオと結論を作ってレッテルを貼ろうとする、そういった「火のないところでも、朝日新聞が火を付けて、民進党が火種を煽るスタイル」が見えてくるように思います。

そして、次なるターゲットは、“加計学園疑惑” のようで、朝日新聞が文科省関係者から入手したとされる文書を朝刊の一面に掲載しました。まるで計ったかのように即日、民進党は「加計学園疑惑調査チーム」を発足、国会でも玉木雄一郎議員が “加計学園疑惑の追求” を始めています。

加計学園の獣医学部新設について、文科省関係者から入手したとされる「総理のご意向」文書を民進党、朝日新聞のどちらが入手したのかわかりませんが、“森友学園疑惑” の時よりもスムーズな連携が取れているようです。

ただ、肝心の文書の内容は、公印も文書番号もなければ、発行日付も部署名もなく、とても公文書と言えない代物で、ビジネス文書としてみても体をなしていない怪しげな文書というのはいただけません。もし私の会社で社員が、ビジネス文書や議事録として、この文書を出してきたら、その人の常識を疑うレベルと言っても良いでしょう。

朝日新聞や民進党には、“加計学園疑惑” について、シナリオと結論が見えているのかもしれませんが、10人が見れば、7〜8人が変だと感じる文書の体裁では、三文小説にもならない気がします。

 

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