己を責めて人を責むるな(徳川家康)

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己を責めて人を責むるな(徳川家康)

己を責めて人を責むるな

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、「名言・格言」として伝わってきました。

その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言・格言」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「己を責めて人を責むるな」

という徳川家康の名言・格言です。

徳川家康(1543年1月31日〜1616年6月1日:享年73歳)は言わずと知れた戦国大名の一人で、江戸幕府を開き264年の徳川家支配の礎を作った天下人です。徳川家康は、幼少期から織田家・今川家の人質として過ごし、その後も今川・織田・豊臣家に仕えた苦労人らしく、数多くの名言・格言を残しています。

今回ご紹介した「己を責めて人を責むるな」という名言・格言ですが、私個人としても、独立して経営者になって以降、特に痛感する言葉です。会社を経営しているといつも順風満帆というわけではありません。自分の判断が間違う時もありますし、社員がミスをする時も、取引先が過ちを犯すこともあります。

そんな時に「〇〇が悪い!」「〇〇の責任だ!」と言ったところで、事態が好転するわけではありません。

経営者である以上、社員がミスをしたのも適切なアドバイスを行わなかった自分の責任、取引先の過ちも取引を認めた自分の責任と考えて、人を責めるのではなく、次にどうすれば同じことが起こらないようにすることができるかを考えることが大切だと思うようになりました。

失敗が起こった時は他人のせい、と考えがちですが、大抵の場合、自分と無関係なことはありません。人を責めるのではなく、自らを責め、まず問題解決をどうするかを考え、次に再発を防止するにはどうすべきかを考えるこそ、前向きな対処法ではないでしょうか?

今回は、徳川家康の「己を責めて人を責むるな」という名言・格言をご紹介しましたが、皆さんの心にこの言葉は響きましたか?偉人たちが試行錯誤し、彼らの人生が凝縮された名言・格言から学んで、自分たちの人生に活かせるといいですね。

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