年金事務所からの来所通知書

経営豆知識

年金事務所からの来所通知書

年金事務所から来所通知書が届いた

1月の最初の3連休に、年金事務所さんから「来所通知書」なるものが会社に届きました。

黄色の封筒に入って目立つように届いたので「あっ、ヤバイやつかも」と思って中身を開封したのですが・・・。

恐る恐る中身を読んで見ると、

法律で「法人の事業所」と「常時5人以上の従業員が働いている個人事務所」は厚生年金保険・健康保険に加入することが義務付けられているにもかかわらず、お宅の会社は厚生年金保険・健康保険の加入が確認できないので、指定日時に年金事務所に来所しろ。

来所がなければ、厚生年金保険法第100条および健康保険法第198条に基づき、立入検査をするかもよ。

なお、立入検査を拒んだら、厚生年金保険法第102条および健康保険法第208条の罰則が適用されるよ。

といった趣旨でした(実際は丁寧語で書いてありましたが)。

ちなみに会社では、年金事務所さんからご指導の通り、起業した後から厚生年金保険・健康保険に加入していますし、毎月、結構な額の社会保険料が会社口座から引き落とされています。

何かの間違いだろうと思ったものの、何となく落ち着かない三連休を過ごし、連休明けに年金事務所に電話してみました。

で、結果は、単なる年金事務所側のチェックミス。

担当者は電話口で平謝りでしたが、国民の年金を預かるお役所がこんなアバウトでいいのだろうかと思った次第です。

ちなみに「うちの会社は社会保険に入っているから間違いに決まってる」と来所通知を無視すると、本当に立入検査の連絡が来ることもあるそうです。

まぁ、“無実” なので大事には至らないでしょうけど、書類を用意したり応対する無駄な労力が掛かりますので、面倒でも “無実” は晴らしておきましょう。