払ってくれない売掛金を回収-2つの方法を試してみた-その2

経営豆知識

払ってくれない売掛金を回収-2つの方法を試してみた-その2

【関連記事:払ってくれない売掛金を回収-2つの方法を試してみた-その1

払ってくれない売掛金で悩んでいる方の参考にもなるし、ということで、支払い能力があるのに支払ってくれない売掛金2件の内、額の大きい方は弁護士に任せ、額の少ない方は自分でやってみることにしました。10月より始めた2つの売掛金の回収対応ですが、早いものでもう10日が経ちました。ここまでの進捗をまとめてみます。

A社への売掛金(約 150万円)・・・弁護士に依頼中
10/01 弁護士へ相談
10/02 着手金を振込し、弁護士着手。相手方会社へ弁護士から連絡入れるも連絡つかず。
10/04 弁護士経由で相手方会社へ連絡がつく。「払わないという訳ではない」とのことだが。
10/05 弁護士経由で相手方会社へ通知書(支払いの依頼文)を発送。
10/06 当社より相手方会社へ請求書を送付。通知書、相手方会社へ到着。
10/07 請求書、相手方会社へ到着。

請求書については、内容を弁護士に今後の争いに悪影響を与えないよう事前確認してもらい、支払期日を 10/23(金)で設定、レターパックプラス(510円の赤いレターパック)で郵送しました。先方に払う意思があるようですので、内容証明ではなく、大袈裟にせず普通の文面で送ってみました。
とはいえ、送った証拠として、レターパックプラスと請求書の用紙を並べてデジカメで撮った後、梱包し郵送しています。

B社への売掛金(約 50万円)・・・自力で対応中
10/03 請求書を再発行し、相手方会社へ請求書を送付。
10/04 請求書、相手方会社へ到着。

請求書については、あまり考える時間を取らない方が良いと考え、支払期日を 10/9(金)で設定、上記の事例と同じく、レターパックプラスで郵送しました。こちらの会社さんは払う意思があるのかないのかわからない状態ですが、今回まずは優しめの文面で送っています。もちろん、送った証拠として、レターパックプラスと請求書の用紙を並べてデジカメで撮った後、梱包し郵送しています。

で、昨日、10/9の支払期限が来たわけですが、案の定、振込はありませんでした。まぁ、すんなりと振り込んでいただけるようなら、こんな状況になってないわけで・・・。押してダメなら引いてみな、というわけではありませんが、今月一杯は放置してみようかと思っています。

何もリアクションがないと相手方も戸惑うかもしれませんし、内容証明を送ったからといって支払ってくれるわけではなさそうなので。

来月になっても事態が変わらないようなら、弁護士に投げてみるのも良いかもしれません。その為にもできるだけ、こちらのカードは切らないようにしてみます。売掛金の金額が少ないので弁護士が受けてくれるかな?という心配はありますが。

次のタイミングは、A社の支払期限となる 10/23 になりますが、今後どうなっていくのでしょう。
次回は良い報告ができるといいのですが。引き続き頑張ってみます。

 

【関連記事:払ってくれない売掛金を回収-裁判訴訟に突入-その3