支払いが遅れる会社は損をしている

経営豆知識

支払いが遅れる会社は損をしている今回は請求の支払いが期日より遅れる会社は損をしているという内容について書いてみることにします。

一言で支払いが遅れるといっても色々ありますが、例えば、ご担当者のミスでうっかり入金期日を過ぎることが稀に発生します。誰にでもミスはありますし、ミスが起因の支払遅延はミスに気付いていただければすぐに解消しますので、この場合は特に問題はありません。

しかし、稀なケースですが、確信犯的に支払いを遅らせる会社様があります。
当社で起こるケースだと、大体、

・トップダウンの会社
・経営者の年齢層は比較的高く、経営者としての経験年数は長い
・経営状態は決して悪くなさそう
・支払いは遅れるが、最終的には2~4週間遅れで支払いを行う

という感じです。

昔ながらの経営者の方は、支払いタームを遅らせるのが経営だと学んできたのかもしれません。

確かに支払いを遅らせるとその分資金繰りは楽になり、経営はやりやすくなるでしょう。しかし、反対に請求した側の会社としては、いつ入金があるのか、入金する気があるのか、全くつかめない会社様だと、例えば広告運用のように継続的な業務を続けるべきかどうかを考えます。

行った業務の代金を必ずお支払いいただけるという信頼があれば、多少前掛かりになった集客にチャレンジしますが、信頼が揺らいだ状態になると、業務を一時停止しないまでも全力で対応することができなくなってきます。そして、こういう期間においては最良の結果は当然出てきません。

最良の結果を出せる用意はあるのに出せない状況は非常に残念なことだと思うのですが、こういった会社様だと毎月、月の半分程度は残念な状態が続いていきます。
結果、同じ費用を支払ってもパフォーマンスの違いが出てしまう訳です。

皆さんの会社ではちゃんと期日を守って支払いをしていらっしゃいますか?