旧態然(きゅうたいぜん)

故事成語 故事成語・ことわざ

旧態然(きゅうたいぜん)

旧態然(きゅうたいぜん)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

旧態然(きゅうたいぜん)

ということわざです。

「旧態然(きゅうたいぜん)」とは

実は「旧態然(きゅうたいぜん)」という言葉は誤りで「旧態依然(きゅうたいいぜん)」が正しい言葉です。

ちなみに「旧態依然(きゅうたいいぜん)」とは、
昔からの状態のままで、少しも変化や進歩がないこと」を指します。

企業においては、守るべきものと変わるべきものがあります。例えば、企業風土一つを取っても、世間一般に比べて優れている企業風土であれば守るべきものになりますが、今の時代にそぐわない、全体主義的であったりブラックな企業風土は変わるべきものでしょう。

大手広告代理店 電通での過労死事件もありましたが、いくら企業の特徴であったとしても、社員を大切にしない企業風土は変えていかなければなりません。特に中小企業においては、旧態依然とした企業風土ではこれからの人手不足の時代を乗り切れないということを肝に命じておくべきです。

 

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