我が気に入らぬことが、我ためになるものなり(鍋島直茂)

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我が気に入らぬことが、我ためになるものなり(鍋島直茂)

我が気に入らぬことが、我ためになるものなり

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、「名言・格言」として伝わってきました。

その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言・格言」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「我が気に入らぬことが、我ためになるものなり」

という鍋島直茂の名言・格言です。

鍋島直茂(1538年4月12日〜1618年7月24日:享年80歳)は、戦国時代から江戸時代初期の武将で、肥前佐賀藩の藩祖です。この地方を治めていた龍造寺家の家老職にありましたが、禅譲を受ける形で佐賀藩を受け継ぎました。藩祖として80歳で病死するまで、初代藩主となった息子の勝茂を支えた鍋島直茂ですが、今の世でも色あせない名言・格言を残しています。

今回ご紹介した「我が気に入らぬことが、我ためになるものなり」という名言・格言ですが、現代語に訳すなら「自分の欠点を指摘されるのは気に入らないが、気を鎮めて聞けば自分のためになる」となります。

人からの忠告や苦言は耳障りが悪いものです。確かに聞いた瞬間は腹が立ちますが、ぐっとその場をこらえて落ち着いて考えると、大体の場合は、自らに非があることがほとんどです。

常に正しい判断や行動ができる人はこの世にいません。誰しも大なり小なり誤りはあります。人生において大切なことは、失敗をしないことではなく、失敗を素直に認めて反省し、誤りを正すことだと思います。勇気を絞って忠告や助言をしてくれた人に感謝をして、自分の非を改めることこそ大切なのではないでしょうか。

今回は、鍋島直茂の「我が気に入らぬことが、我ためになるものなり」という名言・格言をご紹介しましたが、皆さんの心にこの言葉は響きましたか?偉人たちが試行錯誤し、彼らの人生が凝縮された名言・格言から学んで、自分たちの人生に活かせるといいですね。

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