渇に臨みて井を穿つ

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渇に臨みて井を穿つ

渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)

ということわざです。

「渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)」とは

「渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)」とは、
のどが渇いてから井戸を掘っても手遅れであるというところから「必要に迫られてから慌てても間に合わない」という意味で使われます。

会社を経営していて思うのは、物事が表面に出てきてから対処していたのでは遅く、あまり意味がないということです。

例えば、売り上げが下がり始めてから販売にテコ入れしても、ほとんどの場合元に戻すことはできませんし、会社にとっての重要な人材が退職願を持ってきてから慰留に努めても、かえってトラブルを引き起こすだけで上手くいきません。

また、大地震のような災害が発生した場合も、発生してから対処を考えていては、無駄に被害と混乱を広げるだけです。

つまり、事前に起こりうる事態を察知し、問題が表面化することを未然に防ぐ危機管理が、会社経営の重要なポイントになるわけです。実際に起こっていないことに対して、人は無関心になりがちですが、一般的に起こりうることに対して、起こる可能性を減らす努力や最悪起こった時にスムーズに対処できるような準備は進めておくべきです。

 

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