直帰率の標準値

集客豆知識

直帰率の標準値直帰率とは、ホームページの訪問者の内、ホームページを閲覧せずに帰ってしまった人の率を指し、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを導入することで測定できます。

ホームページの訪問者は数秒間でそのホームページが自分の探していた情報が得られるページか判断しています。直帰率が高ければ、ホームページが訪問者の期待に添えなかったことを意味しますので、直帰率の高低は集客に直接影響し、ホームページ自体の良し悪しを測る重要な数値の一つです。

一般的には、ホームページ自体が完結で見やすい、あるいはアクセスする際に入力したキーワードやキーワードの検索結果とホームページの内容がマッチしていると直帰率は低くなり、訪問者はしっかりとホームページを閲覧してくれます。当然、しっかりとホームページを閲覧してくれれば、お問い合わせ率(CV率:コンバージョン率)も高くなってきます。

そんな直帰率ですが、業種によって多少の上下はあるものの、60%程度であればほぼ合格点と言って良いでしょう。逆に70%を超える数値だと赤信号となります。

合格点の場合は問題ありませんが、赤信号の場合は、ホームページのコンテンツを見直す、リスティング広告(PPC広告)などを行っている場合はキーワード設定や広告文を見直すことをおすすめします。ホームページのコンテンツを見直す際は、単なる会社案内や商品・サービスの売り込みに終わらず、訪問者が欲しがっていると思われる内容を織り込むようにすると良いでしょう。

参考までに直帰率を突き詰めていくとどれくらいまで数値を下げることができるかと言うと、例えば、我々が制作したホームページで統計を取ったことがありますが、直帰率の平均値は48%、最も直帰率が低いホームページは25%となっています。

さすがに40%を下回る直帰率のホームページは少ないですが、決して目指せない数値ではありません。皆さんも是非頑張ってみてください。