石垣島自衛隊反対署名は市民団体の捏造!?

報道されない話

石垣島自衛隊反対署名は市民団体の捏造!?政府による沖縄県石垣島への陸上自衛隊の配備計画に対して、市民団体「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」が自衛隊配備の反対署名活動を行いました。

行政に対する反対の意思表示として市民団体が署名活動を行うことはよくあることですが、今回行われたこの石垣島自衛隊反対署名については「粉飾」が行われていたのではないかと話題になっています。

石垣市民でない人が混ざっていたり、同じ人物が何重にも署名をしていたりと、ミスを超えた意図的な「粉飾」が署名活動で行われたのではないかと見られています。

石垣島への陸上自衛隊配備の反対署名とは?

市民団体「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」が行った陸上自衛隊配備の反対署名ですが、署名 1万4022筆を集めて、2017年9月に石垣市の中山市長へ提出されました。

石垣市の有権者数は 2017年9月現在で 3万8,501人ですから、有権者数の 36%を超える意思表示がなされたとして一時話題になったのでご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。

「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の嶺井善共同代表は、石垣市の中山市長に対して署名を提出し「名前や住所を明かしての署名だ。選挙投票での1票以上の重さがある。尊重して欲しい」と求めたのですが・・・、実は「インチキ」でした。

陸自配備反対署名を受け取った石垣市の対応は

石垣島への陸上自衛隊配備に反対する署名 1万4022筆を受け取った石垣市は、署名の重複がないか、18才以上の石垣市民のものかといった署名の有効性のチェック(精査)を行うことを決定し、署名の重複チェックを始めました。

一方「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は「署名数の確定には重複チェックだけで十分」とし、石垣市の署名精査の中止の申し入れをしました。

ここまで来ると、石垣市民でない、場合によれば日本国民でもない人が組織的に署名しているのでは?という疑念が湧いてきます。

その後、石垣市は 11月23日までに署名の重複チェックを終えましたが、2重〜6重の署名が多数含まれるという杜撰な署名活動だったようです。

さらに石垣市の署名精査は進み・・・

そして12月13日の石垣市議会にて、与野党議員から署名の実数について質問がなされました。

この質問に対して石垣市の知念総務部長が答弁したのですが・・・

なんと、有効な署名は 8500人〜8600人分という衝撃の報告でした。

つまり署名全体の4割近い 5400人分以上の署名が、18才以上の石垣市民のものでなく、あるいは多重署名だったことになります。

一時は「勝利宣言」までした市民団体側ですが、ここまで署名を「粉飾」したとなると、チェックができなかったでは済まされず、完全にイデオロギー的な悪意を持ち「捏造」された署名活動だと言われても仕方がありません。

「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の代表が「名前や住所を明かしての署名だ。選挙投票での1票以上の重さがある」と言ったのは何だったのでしょうか?

こういった「捏造」された署名活動を見てしまうと、今後は市民団体が行う「署名活動」の結果は常に疑いの目を持ってみるべきなのかもしれません。それどころか、そもそも「市民団体」とは本当に「市民」なのか から疑わなければいけない時代になっているようです。