社稷の臣(しゃしょくのしん)

故事成語 故事成語・ことわざ

社稷の臣(しゃしょくのしん)

社稷の臣(しゃしょくのしん)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

社稷の臣(しゃしょくのしん)

という中国の有名な古書「論語」が出典の故事成語です。

「社稷の臣(しゃしょくのしん)」とは

「社稷の臣(しゃしょくのしん)」とは、
「国家にとって重要な家臣」のことです。

では、出典となった「論語」の一節を見てみましょう。

孔子日わく「求、乃ち爾是れ過てること無きか。
夫れ顓臾は昔者先王以て東蒙の主と為し、且つ邦域の中に在り。
是れ社稷の臣なり。何を以てか伐つことを為さん」

とあり、現代文に訳すなら、

孔子が言った「求よ、お前達は何か勘違いをしているのではないのか。
顓臾は、先王が東蒙山の祭主にした国で、しかも魯の領土の内にある。
魯の重臣でもあるのだ。なのに何故これを伐とうとするのか」

といった感じになります。

企業にとっても「社稷の臣」はいます。

しかし、会社を幾度となく支えてきた功労者である「社稷の臣」に対して、会社から追い出す経営者をたまに見かけます。

自ら「社稷の臣」を切り捨てることは、タコが自分の足を食べて生き長らえているようなものです。企業は支えてくれる「社稷の臣」によって成り立っているということを経営者は忘れないようにすべきです。

 

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