義を見てせざるは勇無きなり

故事成語 故事成語・ことわざ

義を見てせざるは勇無きなり

義を見てせざるは勇無きなり

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

義を見てせざるは勇無きなり

という中国の古書「論語」が出典の故事成語です。

「義を見てせざるは勇無きなり」とは

「義を見てせざるは勇無きなり」とは、
人として正しいことと知っていながら、実行しないのは勇気がないからである」という意味です。

ちなみに出典となった「論語」の一節を見てみると、

子の曰わく、其の鬼に非ずしてこれを祭るは、諂いなり。義を見て為ざるは勇なきなり

となりますが、現代文に訳すなら、

先生が言うには「家の仏でもないのに祭るのはへつらいである。人として正しいことと知っていながら、実行しないのは勇気がないからである」

といった感じになります。

人生を過ごしていく中で、大小様々な正義があります。例えば、電車の中でお年寄りや妊婦の方に席を譲るのも「義」でしょうし、会社の会議で誤った方向に論議が進んでいくのを発言して止めるのも「義」でしょう。

その義を実践できるかは、ちょっとした勇気。恥ずかしいとかカッコ悪いとか考えず、ちょっとした勇気を持って自らの正義を実行してみるようにすることで何かが変わってくると思います。

 

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