聞いて極楽見て地獄

故事成語 故事成語・ことわざ

聞いて極楽見て地獄

聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)

ということわざです。

「聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)」とは

「聞いて極楽見て地獄」とは、
話を聞けば極楽のように思えても、実際に見れば地獄のようだというたとえから「噂で聞いたことと、実際に目にしたことでは大きな違いがある」という意味です。

私自身、Webマーケターという職業柄、集客をお考えの方々とお話ししますが、目の前で起きていることを信じようとせず、誰から聞いたかわからない都市伝説のような話を信じ込んでいる方を時折見かけます。

いろんな人から聞いた情報を鵜呑みにして混乱していたり、やってみずして物事の良し悪しを決めつける方が多いようです。

例えば、ネット集客などは自分で実際にやってみないとわからないことはいくらでもあります。にもかかわらず、誰が言ったかもわからず、正しいかもわからないような情報を元に判断していては、成功はおぼつかないでしょう。

自分の耳や目で確かめたものを仮定を立てて実践し、体感していくことこそ生きた情報と言えます。

SNSやメディアから玉石混交の情報が飛び交っている現代において、人づての情報は常に正しいとは限りません。あやふやな情報を拡散している場合もあれば、恣意的なベクトルが掛かっている場合もあるのです。

誤った情報からは正しい行動は生まれません。自らが体感し、誤った情報に振り回されないようにしたいものです。
 

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