貧すれば鈍す

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貧すれば鈍す

貧すれば鈍す(ひんすればどんす)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

貧すれば鈍す(ひんすればどんす)

ということわざです。

「貧すれば鈍す(ひんすればどんす)」とは

「貧すれば鈍す(ひんすればどんす)」とは、
「貧しい状態だと、生活の苦しさによって、賢い人でも愚かになって心も貧しくなる」という意味です。

企業経営でも、常に資金繰りばかりを考えている会社は、将来に向けた業務がおろそかになり、悪いスパイラルに陥ってしまいます。いかに優れた経営者であっても、資金繰りばかりに煩わされていれば、正しい判断もできず、能力を発揮できません。

会社経営にとって「資金」は欠くことができない最も重要な要素です。

「貧すれば鈍す」とならないよう、経営者は常に資金の状況を把握し、一歩先を見据えた上で安全な会社経営を目指さなければなりません。

 

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