青眼(せいがん)

故事成語 故事成語・ことわざ

青眼(せいがん)

青眼(せいがん)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

青眼(せいがん)

という中国の古書「晋書」が出典の故事成語です。

「青眼(せいがん)」とは

「青眼(せいがん)」とは、
気に入った客に対して歓迎する目つき」のことを指します。

ちなみに「晋書」では、中国の三国時代の著名な思想家だった阮籍について「阮籍は気に入らない客には白眼で対し、気に入った客は青眼で迎えた」という内容が書かれており、それが「青眼」の出典となっています。

阮籍は「竹林の七賢人」の中心人物で、老荘思想を理想としていました。儒家の礼教を好まず、酒と琴を愛して出世欲のない人物だったと言われています。

 

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