外国人技能実習制度

外国人技能実習制度については、中国人技能実習生に賃金を適切に支払わず、労基署の調査も妨害したとして、労働基準監督署により会社社長と技能実習生コンサルタントが逮捕される事案が発生しています。

開発途上国に対する国際貢献や国際協力を目的に設立された外国人研修制度をアレンジしたものが外国人技能実習制度です。今回は外国人技能実習制度の問題点について書いてみます。

看護介護の分野や技術産業、第一次産業のように現時点で既に人材不足の業種を中心に深刻さが増してくることが予想されます。そうした中、救世主と期待されているのが外国人技能実習生です。

外国人技能実習制度とは、日本の企業が発展途上国の若者を技能実習生として受け入れて、帰国後に発展途上国のさまざまな発展に役に立てて貰う目的で行なわれている公的制度になります。