Yahoo!とGoogleの検索シェア(継続検証中)

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Yahoo!とGoogleの検索シェア(継続検証中)本誌の3/4付け記事で自然検索におけるYahoo!とGoogleの検索シェアの逆転現象(Yahoo!>Google から Yahoo!<Google に逆転)についてお知らせしました。
本日はその後の検証結果について書いてみることにします。

早速ですが、最新の期間(H27.3~4)の当社管理サイトの平均値をまとめたところ以下のような実績となっていました。
Yahoo!からのアクセスは 43%
Googleからのアクセスは 57%

ちなみに前回期間(H26.12~H27.2)の平均値は
Yahoo!からのアクセスは 40%
Googleからのアクセスは 60% でした。

前回の数字に比べて、若干Yahoo!のシェアが戻っていますが、Googleが大きく勝ち越している点は前回同様と言ってよいでしょう。

前回調査ではGoogle優位のサイトとYahoo!優位のサイトがあり、平均するとGoogle優位になっていましたが、今回は全体の85%以上のサイトでGoogleからの自然検索数がYahoo!からの自然検索数を超えており、前回調査に比べてバラつきが少なくなっています。業種別のYahoo!とGoogleの検索シェアを見ても、Yahoo!優位の業種はなく、まんべんなくGoogleが優位となっていました。

Yahoo!とGoogleは同じ検索エンジンを使っています(Yahoo!がGoogleの検索システムを導入している)ので、SEOの観点からはYahoo!とGoogleの検索シェアに意味はありませんが、リスティング広告(PPC広告)などのネット広告により集客をしている場合はYahoo!とGoogleのどちらに広告を出すのか?あるいはYahoo!とGoogleの広告費配分をどうするのか?といった具合に大きな意味を持ってきます。

特にリスティング広告(PPC広告)の場合、クリック数が減るとクリック単価を上げてクリック数を確保しがちで、そうなると広告効果のパフォーマンス低下につながることが多いで注意が必要です。