マッチポンプとは?

マッチポンプとは?

マッチポンプとは

マッチポンプとは、自分で火をつけておいて、火がついたら自らポンプで消火する和製英語で、自分で問題を起こしてから、自分が問題を解決したように見せかけるという意味で使われています。

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マッチポンプは、自民党の田中彰治代議士の逮捕(1966年の田中彰治事件)がきっかけで誕生しました。田中彰治代議士は、衆議院決算委員の肩書きを使って政財界の癒着を見つけ出し、その疑惑を当事者たちに追及する素振りを見せながら、裏ではもみ消しの条件として金品を要求していました。この田中彰治事件では、国民に政治家への不信感を与え、政界の「マッチポンプ」として非難されました。

こうして生まれた「マッチポンプ」という言葉ですが、現代においても引き続き使われています。

私たちの身近なところでは「マッチポンプ商法」というものがあります。例えばインターネットの利用者が広告を見たくない時、広告をブロックするサービスを利用しますが、サービスを提供する会社はお金をもらって広告をブロックする一方で、広告を掲載する企業に対しては広告を表示させるプログラムを提案しています。業者はインターネット閲覧者と広告主の両方からお金をもらうことができるわけで「マッチポンプ商法」と言って良いでしょう。

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霊感商法も「マッチポンプ商法」の一つと言えます。霊感商法では不必要に不安を煽るような言動を行い、開運などとそそのかして高価な品物を売りつけています。占いなどにわざわざ出向く人は既に悩みを抱えていることも多いため、不安や恐怖を感じやすく、精神的に安定していない人にマッチポンプを仕掛けるのが霊感商法の常套手段です。

また最近では、報道や政治手法として、問題のない事案をことさら問題があるかのように取り上げ、“正義の追求者”であるかのように追求していく「マッチポンプ」も頻繁に行われるようになっています。

このように自ら問題を引き起こし、自ら解決をしているように見せるマッチポンプは、巧妙な形で世の中に存在しています。我々としては、表面的な文言やイメージに惑わされず、物事の本質を捉え、マッチポンプを仕掛けようとする人たちの意図を見抜くことで、自衛していく必要があると言えます。

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