リベラル左派勢力の終焉〜引き金引いた前原氏

リベラル左派勢力の終焉〜引き金引いた前原氏民進党の前原代表が、次の衆院選で民進党を実質的に解党して希望の党へ合流することを決断し実行しました。

この決断により、民進党の各議員は

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1. 民進党から離党して希望の党で戦う
2. 民進党から離党して無所属で戦う
3. 出馬を断念する

の三つの選択肢から選ぶことになりますが、旧社会党系など民進党の「リベラル左派勢力」は、自らの政治信条を変えない限り希望の党にも受け入れられず、かといって、無所属で出馬しても小選挙区で勝つことは難しく、比例復活もありませんので、ほぼ壊滅するということになりそうです。

となると、残る「リベラル左派勢力」は、共産党と自由党、社民党となるわけですが、自由党の小沢代表は希望の党に参加し、野党共闘もない状況では、政党要件ギリギリの自由党、社民党は衆院選でほぼ消滅、実質的には共産党のみということになるでしょう。

結果として、小池百合子氏の希望の党に「生殺与奪の権利」を渡し、解党状態を作った民進党の前原代表が、リベラル左派勢力壊滅の引き金を引いたといってよいでしょう。

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前原氏がわざとリベラル左派勢力壊滅を狙ったのであれば相当な策士ですが、本気で反安倍勢力結集を狙ったのであれば相当な悪手と言えるでしょう。

小池氏の希望の党側は、元民進党議員の選別を公言した上で、衆院選の公示ギリギリまで誰を公認して誰を公認しないのか、選別結果の公表を遅らせる構えで、完全にリベラル左派勢力の分党&新党結成は封じられた格好です。

解散時点で

【改憲・保守勢力】自民:287/公明:35/維新:15(337名)

【護憲・リベラル左派勢力】民進:87/共産:35/自由:2/社民:2(126名)

【その他】無所属:26/欠員:3(29名)

という構成でしたが、このままの状況であれば、民進党の議席+無所属の議席が希望の党もしくは自民・維新に流れる形になるでしょうから、改憲・保守勢力は 475名中 440名前後を占めるという結果になりそうです。

いずれにしても、内閣支持率急落で一旦棚上げになっていた憲法改正の発議はなされる見込みで、本人が企図したかどうかはわかりませんが、前原氏の決断が日本の今後の政治を大きく変えたと言えるでしょう。

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