割股満腹(かっこまんぷく)

故事成語

割股満腹(かっこまんぷく)

割股満腹(かっこまんぷく)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「割股満腹(かっこまんぷく)」

という中国の古書「貞観政要」が出典の故事成語です。

スポンサーリンク

「割股満腹(かっこまんぷく)」とは

「割股満腹(かっこまんぷく)」とは、
自分の股の肉を切り取って食べて満腹になっても自身は滅びてしまうというたとえから「一時しのぎで利益を得ることは、かえって身を滅ぼすことになる」という意味で使われます。

「割股満腹」とよく似た話は、現代のビジネスでもあります。

長期間に渡って成功している人は、お客様を大切にしてお客様のニーズにどう応えるかを考えながら日々精進しますが、ビジネスが上手くいかない人は、自社の商品やサービスを買っていただいているお客様への視点が欠けがちで、目先の利益に流されてしまいます。

私自身、起業支援の一環で多くの起業家とお話ししますが、「自分が何を為すために起業したのか?」「自分がお客様に商品やサービスを提供しようとする目的は何なのか?」のがいつの間にか変質して、自己の利益だけを追求してしまっている人を時々見かけます。そして、そういう人は一時的な成功を得ることはあっても、いずれは非常に厳しい経営状態に追い込まれてしまいます。

三方良し」という近江商人が大切にした言葉があります。

三方良しとは「売り手良し、買い手良し、世間良し」という三つの「良し」のことを指しますが、経営者は「割股満腹」のように自分の目先の利益だけを追うのではなく、どうやったら売り手と買い手が満足して社会貢献もできるのかについて知恵を絞っていくべきだと言えるでしょう。

 

人生に役立つ言葉を見てみよう・・・

役立つ用語集「故事成語・ことわざ」を見てみる

スポンサーリンク

本日のおすすめ記事はこちら

ランチェスター戦略から学ぶ

  1. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    接近戦〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略は強者にも弱者にも当てはまる汎用性の高い戦略です…
  2. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    局地戦〜ランチェスター戦略 ビジネスで成功したいという思いは、ビジネスマンであれば誰でも抱いて…
  3. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    弱者の戦略〜ランチェスター戦略 経営戦略や事業戦略を策定する場合には、自社の立場や強み弱みを認…
  4. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    ランチェスター戦略とは ほとんどの産業においては、数社のトップ企業がシェアのほとんどを分け合い…

戦いの勝因敗因から学ぶ

  1. 奉天会戦|勝因・敗因
    奉天会戦 日本軍の勝因 奉天会戦は日露戦争における最後であり最大の会戦です。 大日本帝国…
  2. 木崎原の戦い
    木崎原の戦い 島津軍の勝因 木崎原の戦いは、1572年6月14日に南九州で起きた島津氏と伊東氏…
  3. 鳥羽伏見の戦い|勝因・敗因
    鳥羽伏見の戦い 新政府軍の勝因 鳥羽伏見の戦いは、慶応4年、明治元年に開始された旧幕府勢力の終…
  4. 井陘の戦い(せいけいの戦い)|韓信の勝因と趙軍の敗因
    井陘の戦い(せいけいの戦い)勝因と敗因 井陘の戦い(せいけいの戦い)とは、紀元前204年10月…
  5. 鳥羽伏見の戦い|勝因・敗因
    鳥羽伏見の戦い 旧幕府軍の敗因 鳥羽伏見の戦いとは、新政府軍が勝利して、旧幕府軍が敗退すること…

孫子の兵法から学ぶ

  1. 孫子の兵法
    上兵は謀を伐つ 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 …
  2. 孫子の兵法
    孫子の七計 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 そ…
  3. 孫子の兵法
    兵は拙速を聞くも、未だ功の久しきをみざる 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武…
  4. 孫子の兵法
    善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書…
  5. 孫子の兵法
    彼を知り己を知れば百戦危うからず 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた…
ページ上部へ戻る