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アドセンス広告の運用開始から4ヶ月目
現在、アドセンスでマネタイズする方法について実験中です。
アドセンス広告でマネタイズを始めてからちょうど4ヶ月が経ちましたので、4ヶ月経過時点でのアドセンス広告の収益実績をまとめてみたいと思います。
(アドセンスの規約の兼ね合いで、正確な数値は出せないので、下一桁の数値は四捨五入しています)
実験サイトのアドセンス広告の指標
期間 | ページCTR | CPC | ページRPM |
1ヶ月目 | 0.7% | 60円 | 400円 |
2ヶ月目 | 0.6% | 60円 | 370円 |
3ヶ月目 | 0.6% | 50円 | 300円 |
4ヶ月目 | 0.7% | 40円 | 280円 |
ちなみに、CTR・CPC・RPMといった各項目の意味は以下の通りです。
ページ CTRとは?
ページ CTRとは、ページビューあたりのクリック率のことです。広告の配置状況が適切だったり、広告の内容とページ内容がマッチしていると、CTR(クリック率)が高くなります。
CPCとは?
CPCとは、クリック単価のことで、アドセンス広告が1回クリックされる毎に発生する平均金額のことです。
ページ RPMとは?
ページ RPMとは、ページビュー 1000 回あたりの平均収益のことです。
ページ RPM =(見積もり収益/ページビュー数)×1000 で計算されます。仮に月間10000PVのサイトでページ RPM が 200円だった場合、月間収益は 2000円になります。
4ヶ月目の指標を見てみると、広告のクリック率(ページCTR)は若干上昇しましたが、広告のクリック単価(CPC)はまた下がってしまいました。
4ヶ月目に入り、ページ単位の広告として「アンカー広告」を試してみました。「アンカー広告」とは、スマホなどのモバイル端末において、画面の一番下に固定で表示される横長の帯状のバナー広告です。
「アンカー広告」は、スクロールしても一番下の部分に常に表示されるのでクリック率を上げる効果があると、Googleでは推奨しています。「アンカー広告」により広告の表示枠が単純に1つ増えるわけですから、その意味でもクリック率の上昇が期待できそうです。
ということで、アンカー広告を試してみたわけですが、確かに広告のクリック率(ページCTR)は高くなっているようです。しかし一方で、クリック単価(CPC)が下がったのは気がかりです。クリック単価の低下はアンカー広告が原因か、あるいは時期的なものなのか、現時点では定かではありませんが、何らかの対策が必要だと思います。
また、元々表示領域が狭いスマホなどのモバイル端末において、さらに有効な表示領域が減るわけですから、サイトをスマホからご覧いただいている方のユーザビリティーが低下していることも考慮すべき点です。
これらについて、色々と考えた結果、5ヶ月目はアンカー広告を一旦取り止めてみることにしました。予想では、広告のクリック率(ページCTR)は若干下がり、広告のクリック単価(CPC)は上がると考えていますが、どうなるでしょうか?
引き続き、アドセンス広告によるマネタイズについて推移を見守っていくことにします。