スノーボールサンプリングとは?

スノーボールサンプリングとは

スノーボールサンプリングとは雪だるま式標本法とも呼ばれます。

スノーボールサンプリングを簡単に説明すると、インタビューなどで特定の調査対象者(インタビュー対象者など)に調査を依頼し、そこからさらに次の調査相手を紹介してもらうという方法です。スノーボールサンプリングの語源は、調査対象者から、次の対称者へとつながることから、雪玉がつながる様子を表現し、スノーボールサンプリングと呼ばれるようになったと言われています。

スノーボールサンプリングの特徴としては、ある人物を中心とし、そこからつながる人間関係のネットワークのうち、趣味や仕事など特定の分野のネットワークの集団関係や人間関係を把握することなどに役立つことです。スノーボールサンプリングは、調査したい内容に適した調査対象者がどれほど存在するかがわからない場合などに有効です。

例えば、医療分野で仕事をしている人の中で、男性の内科専門の医師を調査対象としたい場合、調査にてインタビューを行った人物から、次の該当者を紹介してもらい、次のインタビューに繋げるといったものです。

スノーボールサンプリングのメリットとデメリットとしては、調査したい対象者の範囲が不明確の場合に直接次の相手を紹介してもらうという点はメリットですが、人間関係のネットワークから外れての調査が苦手な点や、インタビューに了解が得られる人物のみなど、結果に偏りや不十分な情報となってしまうことも、デメリットとして挙げられます。

スノーボールサンプリングで注意すべき点は、調査対象者と調査機関の間の信頼関係によって次につながる相手との関係性に影響を与えることや、直接調査のインタビューなどを実施する場合、次の紹介相手へのアポイントを取ることや日程調整など、サンプルを獲得するまでの時間や労力が加わります。一度に複数人を紹介してもらうこともありますが、以前に調査が終了した人物が再び紹介される可能性や、調査条件に該当しない人物がサンプルに上がることも起きてきます。

スノーボールサンプリングに限らずいずれの調査方法にも共通することですが、調査をする際は調査の目的や活用方法、知りえた情報の公開の範囲や開示の仕方などを確立した上で行うことが大切です。

スノーボールサンプリングについては、調査したい目的を明確にしておかなければ、誤った調査対象者にあたることや、調査に非協力的になることもありますので、その点を留意すると良いでしょう。

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