日本では、ヤフーとGoogleという2大検索サイトがありますが、今、一番使われている検索サイトは何でしょうか?
ということで、今回は「ヤフーとGoogleの検索シェア」を調べてみました。
SEOの観点からは、ヤフーもGoogleの検索エンジンを使用している為、いずれもほぼ検索順位は同じですので、ヤフーとGoogleの検索シェアは表向き関係ありませんが、リスティング広告(PPC広告とも言います)を利用している場合は、ヤフーとGoogleの検索シェアは重要で気になるところでしょう。
4〜5年前まで、ヤフーとGoogleの検索シェアは、ヤフー:Google=7:3と言われていました。その後、徐々にGoogleの検索シェアは上昇し、2015年の時点では、Googleの検索シェアはヤフーを上回っています。
では、早速、最新の検索シェア(検索サイト別のサイトアクセスシェア)を見てみましょう。
2015年10-11月 と 2016年10-11月 のデータを比較してみることにします。
【ビジネス系ブログ】
2015年10-11月 | |
66.7% | |
Yahoo! | 30.5% |
bing | 0.8% |
その他 | 2.0% |
2016年10-11月 | |
60.3% | |
Yahoo! | 34.0% |
bing | 4.0% |
その他 | 1.7% |
【コーポレートサイト】
2015年10-11月 | |
66.7% | |
Yahoo! | 29.9% |
bing | 3.0% |
その他 | 0.4% |
2016年10-11月 | |
59.2% | |
Yahoo! | 35.5% |
bing | 3.6% |
その他 | 1.7% |
ブログ、コーポレートサイトとも、Googleの検索シェアがヤフーを上回っていますが、1年前に比べるとその差が詰まっていることがわかります。ビジネス系のサイトは、Googleの検索シェアが高めになる傾向がありますので、
一般的なシェアの平均値だと、ヤフー:Google:その他=37:57:6 くらいかと思われます。
まだまだGoogleの検索シェアはヤフーを大幅に上回っていますが、ここ数年は双方のシェアが大きく変動していますので、リスティング広告を現在行なっている、もしくはこれからリスティング広告を検討している場合は、ヤフー・Googleのどちらではなく、両方で行うとシェアの変動に影響を受けずに済むでしょう。