一念発起(いちねんほっき)

故事成語

一念発起(いちねんほっき)

一念発起(いちねんほっき)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

一念発起(いちねんほっき)

という鎌倉時代に書かれた仏教書「歎異抄」が出典の故事成語です。

「一念発起(いちねんほっき)」とは

「一念発起(いちねんほっき)」とは、
「あることを成し遂げようと強く心に誓う」という意味です。

では、出典となった「歎異抄」の一節を見てみましょう。

弥陀の光明に照らされまいらするゆえに、一念発起するとき金剛の信心を賜りぬれば、すでに定聚の位におさめしめたまいて、命終すれば、諸の煩悩悪障を転じて、無生忍をさとらしめたまうなり。

とあり、現代文に訳すなら、

私たちは阿弥陀仏の光明に照らされて、本願を信じる心が初めて起こるときに、決して壊れない信心をいただくのだから、その時すでに阿弥陀仏は、この身を正定聚の位につかせてくださり、この世の命を終えれば、さまざまな煩悩や罪悪を転じて真実のさとりを開かせてくださるのである。

といった感じになります。

「一念発起」の一節に限らず、仏教書に書かれている内容は奥が深く難しいですね。

人生において自分を変えたいと思うことは何度かあります。ほとんどの場合、結局何もせず諦めてしまうわけですが、一度しかない人生です。是非「一念発起」して、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

人生に役立つ言葉を見てみよう・・・

役立つ用語集「故事成語・ことわざ」を見てみる

ランチェスター戦略から学ぶ

  1. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    弱者の戦略〜ランチェスター戦略 経営戦略や事業戦略を策定する場合には、自社の立場や強み弱みを認…
  2. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    局地戦〜ランチェスター戦略 ビジネスで成功したいという思いは、ビジネスマンであれば誰でも抱いて…
  3. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    接近戦〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略は強者にも弱者にも当てはまる汎用性の高い戦略です…
  4. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    一騎打ち〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略において弱者が強者を打ち破る方法の一つとされる…

戦いの勝因敗因から学ぶ

  1. 桶狭間の戦い|勝因・敗因
    桶狭間の戦い 今川義元の敗因 桶狭間の戦いは、1560年6月12日に行われた今川義元軍と織田信…
  2. 鳥羽伏見の戦い|勝因・敗因
    鳥羽伏見の戦い 旧幕府軍の敗因 鳥羽伏見の戦いとは、新政府軍が勝利して、旧幕府軍が敗退すること…
  3. 木崎原の戦い
    木崎原の戦い 島津軍の勝因 木崎原の戦いは、1572年6月14日に南九州で起きた島津氏と伊東氏…
  4. 井陘の戦い(せいけいの戦い)|韓信の勝因と趙軍の敗因
    井陘の戦い(せいけいの戦い)勝因と敗因 井陘の戦い(せいけいの戦い)とは、紀元前204年10月…
  5. ゲティスバーグの戦い|勝因・敗因
    ゲティスバーグの戦い 南軍の敗因 ゲティスバーグの戦いとは、1836年7月1日から7月3日にか…

孫子の兵法から学ぶ

  1. 孫子の兵法
    風林火山 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 その…
  2. 孫子の兵法
    算多きは勝ち、算少なきは勝たず 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵…
  3. 孫子の兵法
    百戦百勝は善の善なるものに非ず 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵…
  4. 孫子の兵法
    勝つべからざる者は守なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書で…
  5. 孫子の兵法
    孫子の七計 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 そ…
ページ上部へ戻る