三顧之礼(さんこのれい)

故事成語

三顧之礼(さんこのれい)

三顧の礼(さんこのれい)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

三顧の礼(さんこのれい)

という中国の三国時代 蜀の諸葛孔明が皇帝劉禅に奏上した「前出師表」が出典の故事成語です。

「三顧の礼(さんこのれい)」とは

「三顧の礼(さんこのれい)」とは、
礼儀を尽くして、優れた人材を招くこと」ことを指します。

ちなみに出典となった「前出師表」の一節を見てみましょう。

先帝は臣を以て卑鄙とせず、猥りに自ら枉屈し、三度臣を草廬の中に顧みて、臣に諮るに当世の事を以てす。
是に由りて感激し、遂に先帝に以て駆馳を許さる。

とあり、現代文に訳すなら、

先帝(劉備)は私を下品な田舎ものとして扱わず、自らへりくだって訪問され、三度も粗末な庵の中にいる私に今の世の中のことを相談されました。
このことに私は感激し、先帝の臣下となることを許されたのです。

といった感じになります。

これからの少子高齢化の中、中小企業の経営者は「三顧の礼」ほどでないにしても、有為な人材を探し求める努力を怠るべきではありません。求人サイトに登録して終わりではなく、経営者自らが様々な場所に出向いて様々な人と会うリアルなリクルート活動を実践していくことで、中小企業の人材難は解消できる部分もあるのではないでしょうか。

 

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