千慮一失(せんりょいっしつ)

故事成語

千慮一失(せんりょいっしつ)

千慮一失(せんりょいっしつ)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

千慮一失(せんりょいっしつ)

という中国の有名な古書「史記」が出典の故事成語です。

「千慮一失(せんりょいっしつ)」とは

「千慮一失(せんりょいっしつ)」とは、
「どんな賢者であっても、多くの考えの中には一つくらい誤りがある」という意味の言葉です。

では、出典となった「史記」の一節を見てみましょう。

臣聞く、智者も千慮に必ず一失有り。愚者も千慮に必ず一得有り。

とあり、現代文に訳すなら、

「賢者も千に一つは失敗することがあり、愚者も千に一つは成功することがある」と私は聞きました。

といった感じになります。

これは、漢を建国した劉邦の配下であった韓信が「背水の陣」の言葉で有名な「井陘の戦い(せいけいの戦い)」で趙を破り、敗軍の将の一人であった広武君と語った時の言葉です。

韓信と言えば「韓信の股くぐり」の言葉でも知られる稀代の名将ですが、彼を名将に育てたのは、敗者であっても有能な人物から学ぼうとする姿勢なのかもしれません。

 

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