故事成語

弘法も筆の誤り

弘法も筆の誤り

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「弘法も筆の誤り」

ということわざです。

「弘法も筆の誤り」とは

「弘法も筆の誤り」とは、
弘法大師のような書の達人でも書き損じをするというたとえから「どんなに優れた人であっても、時には失敗することもある」という意味で使われます。

よく似た言葉で「弘法にも筆の誤り」もありますが、「弘法にも筆の誤り」も「弘法も筆の誤り」も同じ意味で、どちらも正しい言い方です。元々「弘法にも筆の誤り」が正しい表記でしたが、「弘法も筆の誤り」も使われるようになってきたと覚えておくと良いでしょう。

「弘法も筆の誤り」と言えば、どんなに優れた人であっても、必ず失敗するものです。その意味では、失敗しない前提で動くのではなく、失敗してもその失敗をカバーできる体制や仕組みを作って置くことが重要です。

例えば「フェイルセーフ」という言葉があります。「フェイルセーフ」とは、機器やシステムで誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全となるように制御する設計のことですが、この「フェイルセーフ」機能も、機器やシステムは必ず故障するものだという前提から作られています。

物事には100%とか、確実ということはありません。信頼できる人や機器であっても、万一の時を考えたバックアップ体制を用意しておくことは、特に中小企業で求められることと言えるでしょう。

 

人生に役立つ言葉を見てみよう・・・

役立つ用語集「故事成語・ことわざ」を見てみる

スポンサーリンク

ランチェスター戦略から学ぶ

  1. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    一騎打ち〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略において弱者が強者を打ち破る方法の一つとされる…
  2. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    ランチェスター戦略とは ほとんどの産業においては、数社のトップ企業がシェアのほとんどを分け合い…
  3. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    局地戦〜ランチェスター戦略 ビジネスで成功したいという思いは、ビジネスマンであれば誰でも抱いて…
  4. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    弱者の戦略〜ランチェスター戦略 経営戦略や事業戦略を策定する場合には、自社の立場や強み弱みを認…

戦いの勝因敗因から学ぶ

  1. 桶狭間の戦い|勝因・敗因
    桶狭間の戦い 今川義元の敗因 桶狭間の戦いは、1560年6月12日に行われた今川義元軍と織田信…
  2. 官渡の戦い|勝因・敗因
    官渡の戦い 袁紹軍の敗因 官渡の戦いは、西暦200年の三国時代に起こった圧倒的な大軍を抱える袁…
  3. 三方ヶ原の戦い|高田信玄の勝因と織田・徳川軍の敗因
    三方ヶ原の戦い 徳川・織田軍の敗因 三方ヶ原の戦いとは、1573年に遠江国(現在の静岡県)で起…
  4. 鳥羽伏見の戦い|勝因・敗因
    鳥羽伏見の戦い 新政府軍の勝因 鳥羽伏見の戦いは、慶応4年、明治元年に開始された旧幕府勢力の終…
  5. マラトンの戦い
    マラトンの戦い ギリシャ連合軍の勝因 今を遡ること2500年以上前、紀元前490年9月12日。…

孫子の兵法から学ぶ

  1. 孫子の兵法
    孫子の五事 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 そ…
  2. 孫子の兵法
    孫子の七計 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 そ…
  3. 孫子の兵法
    勝兵は鎰を以て銖を称るがごとく 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵…
  4. 孫子の兵法
    彼を知り己を知れば百戦危うからず 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた…
  5. 孫子の兵法
    勝つべからざる者は守なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書で…
ページ上部へ戻る