故事成語

櫓三年に棹八年

櫓三年に棹八年(ろさんねんにさおはちねん)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「櫓三年に棹八年(ろさんねんにさおはちねん)」

ということわざです。

「櫓三年に棹八年(ろさんねんにさおはちねん)」とは

「櫓三年に棹八年(ろさんねんにさおはちねん)」とは、
船を操ろうとする時、櫓が使いこなせるまでに三年掛かるし、棹なら八年掛かるというたとえから「何事も一人前になるには、長年修業をしなければならない」という意味です。

世間では、一人前になる最短コースを求める風潮がありますが、何事も極めるのであれば、しっかりした実務経験をする必要があります。基本を覚え、様々な局面で問題を解決し、経験に基づいた知識として体感してこそ、あらゆる場合に的確にこなせる対応能力を養うことができます。

もちろん下積みを何年もやらせるのは行き過ぎな部分がありますが、一足飛びにスキルを身に付けようとしても失敗するだけです。日々の実務を問題意識を持って地道にやっていくことこそ、スキルを身につける一番の近道だと思います。

 

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