疾きことは風の如く(風林火山)|孫子の兵法

孫子の兵法

疾きことは風の如く(風林火山)|孫子の兵法

風林火山

「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。

その中から、今回は孫子にある「疾きことは風の如く」という言葉を見てみることにしましょう。

兵は詐を以て立ち、利を以て動き、分合を以て変を為す者なり。
故にその疾きことは風の如く、徐かなることは林の如く、侵掠することは火の如く、知り難きことは陰の如く、動かざることは山の如く、動くことは雷の震うが如くにして、郷を掠むるには衆を分かち、地を廓(ひろ)むるには利を分かち、権を懸けて動く。
迂直の計を先知する者は勝つ。
此れ軍争の法なり。

が「疾きことは風の如く」のくだりです。このフレーズを現代語訳にしてみると、

戦いは敵をあざむくことが基本であり、有利な情況で動き、分散や集合によって形を変化させなければならない。であるから、疾風のように迅速に動き、林のように静まり、燃える火のように侵奪し、暗闇のように知られないようにし、山のように動かず、雷のように激しく動き、村里を襲うときは兵を分け、土地を広げるときはその要所毎に守らせ、正確な状況判断をして行動する。
いわゆる迂直の計を知る者が勝ち、これが勝利の原則である。

という意味になります。

武田信玄が旗指物に記したと言われる有名な「風林火山」という言葉は「疾きことは風の如く、徐かなることは林の如く、侵掠することは火の如く、知り難きことは陰の如く、動かざることは山の如く、動くことは雷の震うが如くにして、郷を掠むるには衆を分かち、地を廓(ひろ)むるには利を分かち、権を懸けて動く」の一部を取った言葉になります。

時と場合により、臨機応変に対応することは、変化の激しい現代においてより重要になってきていると言って良いでしょう。

孫子の兵法から勝ち方を学ぼう・・・

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