矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)

故事成語

矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)

矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)

という中国の古書「玄中記」が出典の故事成語です。

「矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)」とは

「矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)」とは、
小さな欠点を直そうとして、かえって全体を駄目にしてしまうこと」を指します。

後漢の桓帝一行の前に見事な牛が現れて捕らえましたが、牛の角を安全のために矯正しようと斧を使ったところ、誤って牛を殺してしまったという故事から「矯角殺牛」という言葉が生まれたと言われています。

「矯角殺牛」といえば、人材育成を行うとき、画一的な教育を行う会社がありますが、求める社員像を決め過ぎて型にはめようとすると、個々人の長所を削ってしまうことにもなりかねません。

もちろん組織として機能させるためには、社員に対して全てを自主性に任せるわけにはいきませんが、過度な教育・人材育成はデメリットの方が多く、現代には合わなくなってきていると言えるでしょう。

特に中小企業においては、社員の短所を矯正するのではなく、長所を認めてどう伸ばすかを考えて人材育成を行なっていくべきだと思います。

 

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