群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)

故事成語

群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)

群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)」

という中国の古書「晋書」が出典の故事成語です。

「群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)」とは

「群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)」とは、
鶏の中に一羽だけ鶴がいるように「多くの凡人の中で、ひときわ光彩を放つ一人の優れた人物がいる」という意味です。

ちなみに出典となった「晋書」の一節を見てみると、

紹、始めて入洛す。
或る人王戎に謂ひて曰く、
昨に於いて稠人ちゅうじん中に稽紹を始見す、昂昂然こうこうぜんとして、野鶴やかくの鶏群に在るが如し、と。

となりますが、現代文に訳すなら、

稽紹(けいしょ:中国西晋時代の忠臣)が任官されて始めて上京した時、ある人が稽紹の姿を見て王戎に言いました。
「 昨日、多くの人が集まっている中で稽紹を初めて見ました。 自信に満ち溢れて威厳があり、まるで鶏群の中に野鶴が混じっているかのように際立っておりました」

といった感じになります。

「群鶏の一鶴」と言えば、採用面接をしていると非常に稀ですが、他の人とは明らかに違う雰囲気を持った人が応募してくることがあります。

人手不足続く中でこうした有為の人材をどれだけ獲得できるかが、今後の中小企業経営を左右します。その為にも自社の強みをはっきりさせて社員の待遇を改善し、他社との差別化を図っていくべきです。

 

人生に役立つ言葉を見てみよう・・・

役立つ用語集「故事成語・ことわざ」を見てみる

スポンサーリンク

ランチェスター戦略から学ぶ

  1. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    ランチェスター戦略とは ほとんどの産業においては、数社のトップ企業がシェアのほとんどを分け合い…
  2. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    接近戦〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略は強者にも弱者にも当てはまる汎用性の高い戦略です…
  3. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    一騎打ち〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略において弱者が強者を打ち破る方法の一つとされる…
  4. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    弱者の戦略〜ランチェスター戦略 経営戦略や事業戦略を策定する場合には、自社の立場や強み弱みを認…

戦いの勝因敗因から学ぶ

  1. 鳥羽伏見の戦い|勝因・敗因
    鳥羽伏見の戦い 新政府軍の勝因 鳥羽伏見の戦いは、慶応4年、明治元年に開始された旧幕府勢力の終…
  2. ワーテルローの戦い|勝因・敗因
    ワーテルローの戦い ナポレオン軍の敗因 ワーテルローの戦いは、1815年6月18日に起きたフラ…
  3. 奉天会戦|勝因・敗因
    奉天会戦 日本軍の勝因 奉天会戦は日露戦争における最後であり最大の会戦です。 大日本帝国…
  4. 西南戦争|勝因・敗因
    西南戦争 西郷隆盛の敗因 西南戦争とは、1877年に薩摩士族が起こした大規模な反乱です。薩摩士…
  5. 木崎原の戦い
    木崎原の戦い 島津軍の勝因 木崎原の戦いは、1572年6月14日に南九州で起きた島津氏と伊東氏…

孫子の兵法から学ぶ

  1. 孫子の兵法
    戦いは正を以って合い、奇を以って勝つ 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書…
  2. 孫子の兵法
    勝兵は鎰を以て銖を称るがごとく 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵…
  3. 孫子の兵法
    風林火山 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 その…
  4. 孫子の兵法
    彼を知り己を知れば百戦危うからず 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた…
  5. 孫子の兵法
    善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書…
ページ上部へ戻る