2017年7月18日に蓮舫氏の二重国籍問題について釈明会見が開かれました。蓮舫氏に二重国籍疑惑が出てから約10ヶ月経っての釈明なので、完全に機を逸した感があります。
蓮舫氏の会見でわかったことは、
日本国籍の選択が「平成28年10月7日」で国籍法違反が確定した
ということにつきますが、蓮舫氏は「手続きを怠ったのは事実だが故意ではない」と釈明しています。
会見では、戸籍謄本のコピー、台湾籍離脱を申請した時に提出したパスポート、台湾籍がなくなったことを示す国籍喪失許可証書のコピーが用意されたようですが、この中で「パスポート」の表記に違和感を覚えたので今回はその点について触れてみることにします。
ちなみに蓮舫氏の釈明会見で出された「パスポート」は以下のものとなります。
蓮舫氏13歳の時のパスポートとのことですが、実はこのパスポートには「中華民国駐韓大使館(京)」というスタンプが押されています。その下にある英語の表記からみて、どうやら「東京にある韓国の台湾大使館」でパスポートが発行されているようです。
通常であれば、台北駐日経済文化代表処でパスポートを取得するはずなのですが、なぜ「韓国」が関係してくるのか、何とも不思議な気がします。父親もしくは母親が韓国籍を持っている可能性が一番高そうに思いますが、そうなると二重どころか多重国籍を保持していた可能性も否定できません。
こういった資料を提示するのであれば、蓮舫氏がなぜ韓国の台湾大使館でパスポートを取得することになったのか、その辺も含めて説明しておくべきだったように思います。