先日、クライアント様より「既存のランディングページを一度見て欲しい」というリクエストをいただきました。
見ると、このランディングページで訴求しているサービスはかなりニッチで一般向きでないものないにも関わらず、一般的なランディングページの構成&内容で制作されていました。
この会社様の業界・サービスに疎い私の目から見ると、「専門的」過ぎる内容で、正直そのサービスが良いのか悪いのかがわからない 印象を受けました。
一般論ですが、自分の理解できないサービスや商品の内容をいくら詳しく説明してもらっても、買い手の心には響いてきません。
さらに、人の内面のカウンセリング・コンサルティングや健康食品のように効果が人によって異なってくるサービスや商品であれば、買い手の心に響かないどころか、「怪しいのでは?」という反応さえ生まれてくる 場合もあります。
今回のランディングページは、聞けば、結構な費用を掛けて作っていて、さらにリスティング広告を日々掛けているとのことでしたが、今のままでは費用の無駄遣いにしかならない為、ランディングページの内容を消費者にわかりやすいよう書き直すことになりました。
ランディングページを作る時、会社目線で作ってしまうことはよくあることです。例えば、会社として想定するサービス・商品の特徴や売れる理由が、一般的な消費者層からかけ離れている場合、いくら広告からアクセスを呼び込んでもお問い合わせや売上にはつながりません。
時には、お問い合わせなどコンバージョンの内容の変更も含めて、一般消費者に近い “素人” でも理解ができる「お客様目線」でランディングページの構成を考えることは非常に重要です。
ランディングページを作る時、ややもすれば、そのサービス・商品の専門家の中で構成を考えがちですが、部外者にも見てもらうなど「お客様目線」を取り入れる ことをおすすめします。