やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず(山本五十六)

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やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず(山本五十六)

やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、「名言・格言」として伝わってきました。

その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言・格言」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」

という山本五十六の名言・格言です。

山本五十六(1884年4月4日〜1943年4月18日:享年59歳)は太平洋戦争当時の日本海軍の大将(戦死後、元帥)であり、連合艦隊司令長官です。山本五十六は、ブーゲンビル島の上空で米軍機により撃墜されて亡くなるまで数多くの名言・格言を残しています。

今回ご紹介した「やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」という名言・格言ですが、人の育て方として、子供を育てる時や会社で部下を育てる時などに通ずる有名な言葉です。皆さんも耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか?

「今時の若いものは・・・」とか「昔は・・・だったものだ」などと口で言って、指導しても思うように人は育ちません。かと言って、やっている姿を見ることで学べという昔ながらの職人気質の方法でも、上手くいきません。人を育てるには、相手を「自ら動く」能動的な状態にすることが大切だということを、この名言は伝えています。

周囲の人を育てるには「やってみせること」「ちゃんと説明すること」「実際にさせてみること」「上手くできた部分を褒めてあげること」のどれが欠けても上手くいかないということを、山本五十六はおそらく実体験で学んだのでしょう。

この「やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」という言葉は、昔の軍隊における言葉に止まらず、現在の教育現場やビジネスの現場においても変わらぬ輝きを放っている言葉といえるでしょう。

今回は、山本五十六の「やってみせて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」という名言・格言をご紹介しましたが、皆さんの心にこの言葉は響きましたか?偉人たちが試行錯誤し、彼らの人生が凝縮された名言・格言から学んで、自分たちの人生に活かせるといいですね。

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