当社では、ネット集客関係のご相談を多くいただきますが、中には既存サイトを集客できるようにしたいとの内容もあります。現在のサイトが集客できないのには様々な理由がありますが、その内の一つ「サイトの内容が消費者の疑問に答えているか」ということについて、今回は説明してみましょう。
一般的な企業のホームページにおいて、本来、集客につながる最大の要因は「サイトアクセス(ホームページの訪問者数)」です。皆さんのサイトにも「Google アナリティクス」などのアクセス解析ツールが入っていると思いますが、サイトアクセスとは、例えば、Google アナリティクスでいうところの「セッション」や「ユーザー」がそれに当たります。
基本的にはサイトアクセス(「セッション」や「ユーザー」)が増えると、それにつれてお問い合わせなどの“集客”が増えていきます。比率的には、例えば、一般的な企業のホームページからメールお問い合わせをいただく内容であれば、100セッションで1件の問い合わせといったところが目安の数値になります。
しかし、企業のホームページでも、サイトアクセスはそこそこあるのにほとんど集客にならないサイトも数多くあります。そして、その理由の代表的なものが「サイトの内容が消費者の疑問に答えているか」ということになります。
ホームページは誰のためにあるのかが曖昧な中で自社の商品やサービスを自社の論理でホームページ上に並べていると、サイトを訪問した消費者は理解ができなかったり、知りたい情報が得られなかったりして、サイトを離脱してしまいます。
自分の会社のホームページは自己満足を満たすために置いている、というのであれば別ですが、ホームページから集客をしていきたいのであれば、ホームページは消費者の立場から見なければなりません。
消費者(サイト訪問者)の立場から望ましいホームページには、
- ホームページのデザイン・UIは一般の方から見やすくわかりやすい
- ホームページの内容は消費者(サイト訪問者)が知りたい情報を提供する
- ホームページは消費者(サイト訪問者)がわかりやすい内容にする
という点が最低限必要となってきます。