とはいえ、ルールはルールです。ルール違反をしながら集客をしている事業者に対して消費者の厳しい目が光っていることを忘れてはいけません。
次に、3点目の「ブログの持ち主はアメブロの運営会社のサイバーエージェント社」という部分ですが、数百記事をブログに投稿してアクセスが増えていっても、所詮はそのブログの所有者はサイバーエージェント社で、ブログを書いても喜ぶのはアメブロだけという構図があります。加えて、サイバーエージェント社がブログの生殺与奪の権利を持っていることも忘れてはいけません。
また、アメブロではブログのデータを書き出す公式ツールを提供していません。一度アメブロに記事を書き始めたら、他のブログサービスやブログCMSへ引っ越しする際のハードルが高くなっています。一応、サードパーティで(アメブロからの)引っ越しツールがありますが、動作保証は当然してくれませんので、注意が必要です。
最後の4点目「ブログアクセスの数があてにならない」についてですが、アメブロ側がカウントするアクセス数には数がかなり大きめに出る傾向があります。アメブロのアクセス解析でカウントしてくれるアクセス数に比べて、実際のアクセス数が1/200なんてこともざらにあるようで、相当下駄を履かせた数値になっています。なぜ大幅に数値が違うのか、理由はわかりませんが、アメブロのアクセス数を基にマーケティング戦略を組み立てると大失敗してしまいます。
そもそもアメブロのブログは個人の方が日記として使うものです。アメブロをマーケティング戦略に組み込むこと自体がナンセンスなのかもしれません。
集客目的でブログをするのであれば、WordPress(ワードプレス)+独自ドメインで運用するのが鉄則です。