当社で集客のご依頼の多い業種の一つに病院・クリニックがあります。ちなみにクリニックの中でも呼吸器内科,消化器内科,泌尿器科など内科のクリニックが多いのですが、今回は内科などのクリニックの集客・集患について書いてみます。
「クリニック来院単価3000円~来院数を50倍にした方法」とタイトルに書きましたが、特殊な集客手法を採った訳ではありません。当たり前のことを継続したらこうなったというものです。今回の話は商圏のあまり広くないクリニックの事例ですので、基本的に極端に周辺人口が少ない場合を除き一般的な内科系のクリニックでしたら同じような結果を出すことは可能だと思います。
それでは本題に入っていきましょう。
一年ほど前、都内にある内科クリニックから「患者の来院数を増やしたい」と集患の依頼がありました。
そのクリニックでは、すでに既存のホームページをお持ちでしたが、ホームページをただ作って置いただけの状態で、ホームページを見て来院される患者は 2ヶ月で 1名(1ヶ月 0.5名)といった状況でした。
そのクリニックでは積極的にネットからの集客・集患をしていきたいとの考えでしたので、既存のホームページを活用したリスティング広告(PPC広告)で来院患者を集める方法を採った訳です。
【関連記事:リスティング広告(PPC広告)とは?】
クリニックのリスティング広告での集客・集患には 3つほどポイントがあります。
- 商圏を見極めること
- 集客・集患に向くキーワードに限定して広告すること
- 来院につながるページを見極めること
実はクリニックのホームページにおいて来院につながる「重要なページ」があります。その「重要なページ」を見つけ出し、「重要なページ」のページビューが効率よく増えるように商圏・キーワードを絞り込んでいくリスティング広告運用が内科系のクリニックの集客・集患において “勝利の方程式” になります。
この “勝利の方程式” を地道に改善していくことで、広告によるホームページの訪問者を効率よく実際の来院へつなげていくことができます。
例えば、今回の事例であれば、直近では月に 25名前後の来院数に増え、来院単価も 3000円以下となっています。もとの月 0.5名の来院から比べると、まさに 50倍に増えたことになります。
リスティング広告と言うと、高額な広告費で大量に集客するイメージを持たれる方が多いと思いますが、小規模な内科系のクリニックのようなローカルビジネスでも、ポイントを押さえて上手に使えば省コストでの集客は可能です。
是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?