ここ数年、スマホの普及でサイトアクセスの流れが大きく変わってきています。
今回は、ビジネス系サイトのスマホとPCのアクセス比率を計測してみたので、そのデータを公開してみることにしましょう。
当社で管理しているサイト群の平均値では、すでに1年前の時点で、スマホからのアクセスがPCからのアクセスを上回っていましたが、コーポレートサイトなどのビジネス系のサイトでは、依然としてPCからのアクセスがスマホからのアクセスよりも多い状況でした。
ところが日々サイトのアクセス状況を見ている中で、ビジネス系のサイト(ホームページやブログ)でも徐々にスマホからのアクセスが増えてきている感覚があり、最新のスマホとPCのアクセス比率を計測してみることにしました。
ちなみにタブレットからのアクセスは非常に少ない(全体のアクセスの3〜4%程度)のですが、スマホからのアクセスに算入することにします。
【ビジネス系ブログ】
2015年10-11月 | |
スマホ(タブレット含む) | 47% |
PC | 53% |
2016年10-11月 | |
スマホ(タブレット含む) | 53% |
PC | 47% |
ビジネス系のブログでは、ついにスマホ(タブレット含む)からのアクセスがPCからのアクセスを上回りました。
次は、ビジネス系のコーポレートサイトを見てみましょう。
【ビジネス系コーポレートサイト】
2015年10-11月 | |
スマホ(タブレット含む) | 20% |
PC | 80% |
2016年10-11月 | |
スマホ(タブレット含む) | 33% |
PC | 67% |
コーポレートサイトでもスマホからのアクセスが増えていて、直近では1/3がスマホからのアクセスになってきていました。
当社では、コーポレートサイトについて、スマホ対応をしない場合は検索順位が上がらない、もしくは下がる可能性が高いことから、SEOの観点よりスマホ対応を行う必要性を伝えてきましたが、約1/3のアクセスがスマホから流入していることで、UI(ユーザーインターフェイス)の観点から見て、コーポレートサイトでもスマホ対応が必須となってきたようです。
今回のスマホとPCのアクセス比率の計測で、着実にスマホからのアクセスが増えていることがわかりました。
PCサイトとスマホサイトでは効果的な集客方法は異なります。徐々にホームページやブログからの集客が減ってきているようなら、スマホからのアクセス比率が高まっているからかもしれません。