日々、検索順位は微妙に変動していますが、本日に入り、通常の順位変動と異なる大きな変化 がありました。
今年3月に Googleが「2016年 5月以降さらに強化し、モバイルページを持たないサイトのランキングを一層低くする」とアナウンスしていましたので、タイミングから考えて、この影響による検索順位の変動と言って良さそうです。
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定点観測しているサイトを個別に見ると、スマホ対応をしていないサイトではほとんど順位が変わっていないか、わずかに下がっているのに対して、スマホ対応済のサイトのいくつかでは大きく順位が上がっていました。定点観測しているサイトは全て SEO対策を施していますので、特定の日に検索順位が大きくアップすることはよくありますが、複数のサイトで揃って検索順位が上がるケースはまずありません。
やはり、Google でモバイルページを持たないサイトの検索順位を下げた ようです。
(その後、5/12に Googleより「アップデート強化完了」がアナウンスされました)
昨年の同時期に Googleは「モバイルフレンドリー(単純に言うなら「スマホ対応」)」の有無を検索順位決定に取り入れましたが、その時の順位変動は限定的でした。
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しかし、一年経ち本当の意味での “モバイルフレンドリー” の検索順位への反映になったようです。
スマホ対応していないサイトを持っていて、SEO中心で運用している方は、アクセスが減っていないか、検索順位が大きく下がっていないか、をチェックすることをおすすめします。