プル2(プルツー)型集客を目指す

集客豆知識

プル2(プルツー)型集客を目指す先日、プル型集客について記事を書きました。

(過去記事:プル型とプッシュ型-プル型営業のススメ
今回は、さらに一歩進めたプル2型の集客について書いてみることにします。

まず、「プル2(プルツー)型」とは実は当社で作った造語になります。

インターネットを使ったプル型の集客は、例えばSEO対策により特定のキーワードの検索順位を上げ、そのキーワードを検索したネットユーザーをホームページへ誘導、お問い合わせや販売につなげていく手法です。例えるなら、対義語となるプッシュ型が能動的に底引き網で海をさらうのに対して、プル型は魚がいそうな場所に定置網をはって受動的に待つといった感じになります。

プル2型はさらに「プル」度合を増した集客で、プル型集客でも生じていた「相見積(あいみつ)」をさらに少なくして受注度合いを高めてくれます。

プッシュ型の集客よりもプル型の集客は圧倒的に成約率は高くなるものの、お問い合わせが来た場合でも3~5の相見積になっていると経験上思います。プル2型の集客では、お問い合わせや購入前の段階でロイヤリティを高めて、ほぼ単独の商談になるようになります。

では、プル2型の集客はどうすればできるのかを簡単に触れてみましょう。

プル2型集客ではプル型集客で通常使う「ホームページ+SEO対策もしくはリスティング広告」に加えて、Facebookページを使用します。
「ホームページ+SEO対策もしくはリスティング広告」で行うプル型集客にFacebookページの集客をプラスするイメージです。Facebookページの集客とは、具体的にFacebookページでFacebook広告を使用しながらフォロワー(いいね!)を集め、Facebookページ上で自社サービス等について投稿をしていただきます。

その際、気を付けていただくことが2点あります。
一つは、フォロワー(いいね!)を広告で集める際、広告を出すターゲットは自社もしくは自社商材に向くターゲットを慎重に選んでください。あともう一つは、Facebookページへの投稿は売り込みが強くならないよう、商品・サービスのメリットとか、実際のお客様の利用例とか、よくあるご質問とかを継続して投稿するのがポイントです。

こうすることで、全く認知度のないユーザーをFacebook広告を通じて初めて認知させ、さらに日々の投稿を通じて徐々に認知度が深まめていくことができます。
元々、比較的商品・サービスに興味がある方がフォロワーになっていますので、いざ、その商品・サービスを購入する際、インターネット検索を行った時に御社サイトが上位表示されていれば、その方にとって認知度の高い御社を高確率で選んでもらえます。

つまり、「プル2型集客」とは、新たな商品・サービスを選ぶ際、インターネット検索を使う方が多いという特性と、多頻度の認知を可能にするFacebookの特性を合わせた集客法です。
プル2型集客で一旦顧客になれば、高いロイヤリティを示しますので、顧客の維持が容易ですし、さらにその方を通じた顧客の伝播も期待できます。

御社でもこのプル2型集客にチャレンジしてみませんか?