ホームページによるプル型集客で“営業マン”を増殖

経営豆知識

ホームページによるプル型集客で“営業マン”を増殖「ネット集客にチャレンジしてみたいけど、そもそもネット集客ってどういう仕組み?」とか「ネット集客って特殊なことをやらなければならないから難しいんだよね?」とよく聞かれます。今回はそんな「ネット集客」について考えてみましょう。

まず、ネット集客と言えばホームページですが、ちゃんと SEOについて考慮されているホームページは「プル型集客」を可能にしてくれます。

「プル型集客」とは、自分から営業活動をしなくても、お客様の側から(勝手に)情報にアクセスしてくれて、お客様の側からお問い合わせや購入していただける、商品やサービスを販売する側からすると非常にありがたい集客方法です。さらに、プル型集客は販売する手間が少ないだけではなく、の会社ならびに会社の商品・サービスに対してお客様のロイヤリティが確保でき、その結果として成約率も高くなります。

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よく「ネット集客は上手くいかない、もしくは上手くいっても補助的にしかならないのでは?」とよく言われますが、例えば、当社の場合、2年掛けて自社の集客をネット集客主体に切り替えましたが、今では全集客がネット集客もしくは既存顧客、既存顧客からのご紹介による集客で成り立っています。

参考までに、当社には営業セクションはなく、新規顧客を開拓する営業社員も一人もいません
会社ですから、当然、事業を拡大していく必要があります。新規事業を増やしていく必要もあります。では、どうやって対応しているのでしょう?

当社では、事業規模の拡大をネットコンテンツを拡大することで対応しています。

具体的には、事業規模を拡大したい時は既存サイトのコンテンツ数(ページ数)を増やす、新規サイトを開設する、わけです。営業社員はいませんが、ホームページやブログなどネットコンテンツの一つ一つが 24時間365日休まず「プル型集客」の “営業マン” として頑張ってくれます。

例えば、新規事業を始めるなら、その半年ほど前に新しいネットコンテンツを作って置けばよいのです。もちろん、ネット集客をするわけですから、日常でインターネットを使わない層にリーチすることはできませんが、その代わり、人材採用も、採用した後の教育もアフターフォローも、さらに言うと店舗も不要のリスクが少ない事業展開を行うことができます。

ネット集客(プル型集客)は、中途半端な取り組み方では一般的な評価通りそれなりの結果しか出ませんが、SEOに気遣って集客のやり方を間違わず、本気で取り組めば、必ず成功できます。ネット集客(プル型集客)を取り入れることは、人材不足に悩むこともなくなり、社員の労働問題とも無縁で事業拡大を図っていける、といった意味で 中小企業におススメの集客手法 と言ってよいでしょう。

事業拡大を図りたい、新規事業に乗り出したい、という時は、営業担当を募集して採用する感覚で “本気の” ネット集客(プル型集客)にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?