当社で管理しているホームページのアクセス状況を見ていたら、ここ1週間ほど Yahoo! Japan(以下、ヤフー)と Google(以下、グーグル)の検索からの流入シェアに異変がありました。今回はそのデータを書いてみることにします。
従来、日本のマーケットでは、検索エンジンの利用状況として、過去、圧倒的にヤフーが強く、検索数の比率としては ヤフー:グーグル=7:3 と言われた時期がありました。その後、徐々にグーグルがシェアを伸ばし、 ヤフー:グーグル=6:4 になっていきましたが、ちょうど一年ぐらい前、突然にグーグル検索経由のアクセスが急増(反対にヤフー検索経由アクセスは急減)し、ホームページやブログへの流入シェアは一気に ヤフー:グーグル=4:6 へと変化したのです。
詳しい状況は以下の記事をご覧ください。
Yahoo!とGoogleの検索シェア(継続検証中)
今、主流の検索エンジンはYahoo!?Google?ということで検証をしてみました。さあどっち?
その後の検索からの流入シェアは、一進一退を繰り返し、先々月10月における当社管理のホームページ&ブログへのアクセスデータでは ヤフー:グーグル=43:57 という検索からの流入シェアになっていました。
ところが、この数日、ホームページやブログへヤフー検索からの流入が増えている印象があったので、直近一週間のデータでヤフー検索とグーグル検索からの流入シェアを計測してみたら大幅に状況が変わっていました。
では、どう変わったかを見てみましょう。
直近一週間のヤフー検索とグーグル検索からの流入シェアの数値は ヤフー:グーグル=49:51 とほぼ拮抗している状況になっていました。
まだ数日のデータではありますが、ほとんどのサイトでヤフー検索からの比率が大幅アップしていますので、傾向値としては間違いないものと思われます。思い起こすと、ヤフーとグーグルのシェアが大きく入れ替わったのが昨年の12月。今回も異変が感じられるようになったのが12月。12月に大きな変動があるのは偶然か必然かはわかりませんが、リスティング広告で集客をしている会社は、ヤフーとグーグル間の予算配分の見直しの用意をしておくと良さそうです。
引き続きアクセスデータをウォッチしていきます。