リスティング広告のリスク

リスティング広告,PPC広告 集客豆知識

リスティング広告のリスク今回はリスティング広告を使った集客のリスクについて書いてみます。

Yahoo!やGoogleのリスティング広告は短期間に多くの集客を得るのに適したネット集客です。キーワード検索に連動する点ではSEO対策に似ていますが、SEO対策では集客が全然足りず予算上の制約が少ない場合にリスティング広告は向きます。

これまで、広告予算を確保さえすれば、大規模な集客ができ、ネット集客の本命と思われたリスティング広告ですが、実はこの一年ほどでリスクが顕在化してきています。
リスティング広告からアクセスをホームページへ呼び込み、日に数十万円売り上げていたのが、ある日突然、売り上げがほぼ0円なってしまったら、御社はどうしますか?

そんなことはないと思うかもしれませんが、実際に起こっていることです。

なぜそんなことが起こるかというと、最大の原因はYahoo!やGoogleのリスティング広告の広告掲載基準の突然の変化です。
一般の方はあまり意識していませんが、Yahoo!やGoogleのリスティング広告の広告掲載基準は結構頻繁に変わっています。ちょっと前まではYahoo!の広告掲載基準が厳しく、Googleは若干緩やかな印象がありましたが、昨年あたりからGoogleの広告掲載基準も急激に厳しくなってきています。

そして、Yahoo!なりGoogleなりの広告掲載基準が変わったタイミングで、業種・商材、あるいはホームページ内の文言によって、ある日突然に広告が停止する訳です。

SEOでの集客であれば、ペナルティを受けるようなブラックな手法を使わない限り、ある日突然にホームページのアクセスが0になってしまうことはありません。
しかしながら、Yahoo!やGoogleのリスティング広告の場合は上記のようにいきなりアクセスが0になることもあり得るわけです。

よく、インターネット集客に頼り、さらにリスティング広告に集客のほとんどを頼っている会社を見ますが、好調なうちにホームページやブログのSEO集客やSNSを使った集客など、いざという時の備えをしておくべきだと思います。