レスポンシブデザインとは

マーケティング用語

レスポンシブデザインとはレスポンシブデザインとは、「レスポンシブWebデザイン」とも言い、ホームページの制作手法の一つです。

レスポンシブデザインはスマートフォンやタブレットの急速な普及により生まれました。
従来、スマートフォンに対応するホームページを制作する際は、PC版のホームページとは別にスマートフォン専用のホームページを制作し、.htaccessファイル等を使ってPCからのアクセスはPC版のホームページ、スマホからのアクセスはスマートフォン版のホームページへと自動的に振り分ける手法を採っていました。

しかし、従来の制作手法ではスマホ対応のホームページを作るには、PC版・スマホ版の2つのファイルを制作しなければならず、

  1. 制作料金・制作日数が多く掛かる
  2. 2つのファイルが並存する為、SEO上望ましくない
  3. ホームページの内容を修正する場合、PC版・スマホ版2つのファイルを修正する必要がある

などのマイナス面がありました。

そこで考え出されたのが、レスポンシブデザイン(レスポンシブWebデザイン)です。
レスポンシブデザインの特徴は、

  1. 1つのファイルでPC・スマホ・タブレットに最適な表示に自動変形する
  2. SEO上のマイナスはない
  3. ホームページの内容を修正する場合、1つのファイルを修正すれば良い

という具合に従来型の制作手法のデメリットを解消してくれます。
上ではレスポンシブデザインは「SEO上のマイナスがない」と書きましたが、Googleではレスポンシブデザインで作られたホームページを推奨しており、今後は「SEO上プラスに働く」でしょう。
いいことづくめのレスポンシブデザインのホームページですが、デメリットもあるにはあります。

  1. 従来型よりも制作の難易度が高い
  2. レスポンシブデザインの制作ができる制作会社がまだ少ない
  3. デザイン上の自由度が若干低い
  4. 通常の作り方では表示スピードが遅くなる

まだ作り手を選ぶレスポンシブデザインですが、インターネットビジネスでは非常に有効な制作手法です。今後は急速に普及していくでしょう。ちなみにあなたが現在ご覧になっているサイトもレスポンシブデザインでできています。デバイスによって自動変形する様子を実際に確かめていただければと思います。