加計学園・森友学園問題〜6つの共通点

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加計学園・森友学園問題〜6つの共通点世間を騒がせた加計学園と森友学園の問題、個人的にも真相が気になって色々と調べてみましたが、まとめてみるといくつかの共通点があることに気がつきました。

今回は、この「加計学園・森友学園問題の共通点」について書いてみたいと思います。

その1:始まりはいつも朝日新聞

森友学園の疑惑の時も加計学園の時も、始まりは朝日新聞の “スクープ” からでした。森友学園の時は「国有地の不自然な払い下げ」、加計学園の時は「文科省の職員?の忖度」という “スクープ” でした。

その2:すぐに民進党が国会で追及

朝日新聞による森友学園の “スクープ” は、2017年2月9日(木)で、民進党が国会で初めて追求したのが翌週の 2月17日(金)。加計学園に至っては、朝日新聞の “スクープ” が、2017年5月17日(水)の朝刊で、その日のうちに民進党の国会での追求が始まっています。

森友学園問題はわかりませんが、加計学園については、朝日新聞と民進党の間で情報共有がある程度なされていた可能性もありそうです。大手新聞社と政党の “癒着” は、あってはならないことですが・・・。

その3:毎日新聞が “援護射撃”

朝日新聞が “スクープ” した内容を毎日新聞が取り上げるのも、加計学園・森友学園問題の共通点です。結果、朝日新聞・毎日新聞が記事を提供するYahoo!ニュースやGoogleニュースへの露出が増え、拡散していきます。

その4:怪文書の一部を取り上げる

森友学園の時は、安倍昭恵夫人からの寄付を入金したと言われる振込用紙や、安倍昭恵夫人と籠池夫人がやり取りしたメールなどが、加計学園の件では、文部科学省の職員が書いたと思われる文書が、“疑惑の証拠” として取り上げられました。前者は修正テープで修正されていたり、後者は書式がアバウトで作成日付や作成者の記載もないもので、一般人の感覚では「怪文書」に分類されるものだと思います。

さらに、その「怪文書」の全容は隠し、都合の良い一部だけをメディアや野党が抜き出して取り上げているのは気になるところです。

その5:安倍首相がターゲット

森友学園問題は安倍昭恵夫人が、加計学園の件では安倍首相がターゲットにされましたが、実質上は、森友学園・加計学園とも安倍首相がターゲットだと言って良いでしょう。いずれの場合も、知人に対し、内閣総理大臣という地位を生かして便宜を図ったのでは、という立て付けになっています。

ただ、森友学園・加計学園のいずれの場合も法的な問題を問える内容ではなく、周囲を忖度させた「道義的な責任」というよく分からない内容で追及する形になっています。

その6:「悪魔の証明」を求める

「悪魔の証明」とは、その事実がなかったことを証明させる、という証明不可能なものを指します。

例えば「怪文書」の場合は、「怪文書」を出した側がその内容が事実である証明をしなければなりませんが、加計学園・森友学園問題では、「怪文書」を出した側(朝日新聞や民進党)は、情報源の秘匿を理由に、政府に対して怪文書が事実でない「悪魔の証明」をするように求めています。

私たち国民は、何が真実か、今の日本の国政にとって重要なものは何か、を考えながら、こういった恣意的かもしれない “疑惑” を眺めていく必要がありそうです。

 

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