企業の危機管理〜大地震や北朝鮮有事に備える

北朝鮮ミサイル(サリン弾頭・炭疽菌弾頭・VXガス弾頭・核ミサイル) 経営豆知識

企業の危機管理〜大地震や北朝鮮有事に備える

企業の危機管理 大地震や北朝鮮有事に備える

北朝鮮を巡る情勢が緊迫しています。また、首都直下型地震や南海トラフでの大地震も近い将来発生すると予測されています。

大地震などの自然災害も北朝鮮のミサイルも時を選んでくれません。ということで、企業の危機管理として、大地震や北朝鮮有事への備えとして日頃から準備しておくべき内容をまとめてみたいと思います。

防災グッズが揃っているか、確認しておく。

企業としても、勤務時間に被災する可能性に備えておくことが必要です。
大規模なビルであれば、入居するビル内に物資が備蓄されている場合もありますが、基本的には自社の社員数に応じた量の物資を社内に備蓄するようにしましょう。

防災マニュアルを社員に配布し、周知しておく

社員の安全を確保し、大地震や有事の際でも命を守るために、防災マニュアルを事前に作成し、社員に配布・周知しておきましょう。防災マニュアルの内容としては、既存の自治体や政府が出しているようなもので構いません。

参考になる内容を以下にリンクしておきます。
震災の防災マニュアル(消防庁)
弾道ミサイル落下時の行動について(内閣府)

社員の安否確認・会社からの指示の方法を決め、周知しておく

大震災や北朝鮮有事の際、社員の安否を確認することも重要です。非常時に安否確認を行う部署を予め決めておく必要があります。社員の携帯番号やメールアドレスが変わっていないかの確認を定期的にし、安否確認の連絡手段としてSNSやメール、専用のフォームなど、できれば2系統の連絡手段を準備しておきましょう。

ホームページのバックアップを取っておく

大震災や北朝鮮有事などの場合、ホームページのサーバーが物理的に破壊されてしまう可能性もあります。企業の事業活動への影響を最小限にするためにも、大規模なサイトを運営している会社であればあるほど、定期的にバックアップを取るようにし、バックアップファイルを分散保管しておくようにしましょう。

大地震や北朝鮮有事などの災害は明日起こるかもしれない目の前の脅威です。これまで起こっていないのだから、これからも起こらないだろう、ではなく、いつ起こるかわからないという前提で、事前にできる限りの準備を進めておくことが、企業経営にとって重要と言えるでしょう。