情けは味方、仇は敵なり(武田信玄)

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情けは味方、仇は敵なり(武田信玄)

情けは味方、仇は敵なり

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、「名言・格言」として伝わってきました。

その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言・格言」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「情けは味方、仇は敵なり」

という武田信玄の名言・格言です。

武田信玄(1521年12月1日〜1573年5月13日:享年51歳)は、甲斐国(今の山梨県)を中心に治めた戦国大名です。越後国の上杉謙信との死闘が有名な武田信玄ですが、今の世でも色あせない数多くの名言・格言を残しています。

今回ご紹介した「情けは味方、仇は敵なり」という名言・格言ですが、本来は「人は城、人は石垣、人は堀」という言葉に続く一文です。意訳すると「人は情けをかけると味方になるが、仇をなして恨みを持たれると敵になる」という意味です。

仕事をする度に「敵」を作っていく人もいますが、一個人でできる範囲はたかが知れています。本人が気づかないところで他人に助けられていることはよくあることです。その意味では「敵」を作りながら物事を進めていくのではなく、できるだけ周囲の人に理解をしてもらいながら、自然に協力してもらえるようにしていくべきです。

我を押し通したり、理詰めで周囲を追い込んだりするのではなく、周囲から信頼され、愛される人でなければ大事は成し遂げられないということなのでしょう。

私自身も耳が痛い言葉ですが、組織で仕事をしていく上で、役職にかかわらない必要になる言葉だと思います。

今回は、武田信玄の「情けは味方、仇は敵なり」という名言・格言をご紹介しましたが、皆さんの心にこの言葉は響きましたか?偉人たちが試行錯誤し、彼らの人生が凝縮された名言・格言から学んで、自分たちの人生に活かせるといいですね。

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