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挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。
その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
ということわざです。
「挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)」とは
「挨拶は時の氏神」とは、
「争いごとの仲裁を買って出てくれる人は氏神さまのように有り難い存在で、仲裁人の取り成しには従うべきである。」という意味です。
ちなみに、ここでの「挨拶」とは、仲裁の意味で使われています。
人生の中で揉め事に出くわすこともありますが、見かねて仲介の労をとってくれる人がいます。もちろん、その仲介者にも思惑がある場合もありますが、大体の場合は良かれと思って世話を焼いてくれている場合がほとんどです。
もし、揉め事に遭遇し、争っている相手との間で仲介してくれる人がいたら「挨拶は時の氏神」と思って、その仲介の労に感謝してそれを受け入れるべきでしょう。