明智光秀 最後の言葉〜辞世の句

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明智光秀 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、明智光秀の最後の言葉として明智光秀の辞世の句を紹介してみることにします。

明智光秀の最後

明智光秀は、安土桃山時代の武将で、主君であった織田信長を討った本能寺の変で知られています。その後、山崎の戦いにおいて羽柴秀吉に破れ、天下を手中にしてからわずか13日後の1582年7月2日に亡くなりました。享年は54歳前後だったと言われています。

そんな明智光秀の辞世の句と言われているのが以下の句です。

明智光秀 辞世の句

「心しらぬ 人は何とも 言はばいへ 身をも惜まじ 名をも惜まじ」

この明智光秀の辞世の句は後世の人による編纂と言われていますが、本能寺の変で主君信長を討った時の気持ちがこもった句になっています。現代文に訳すなら、一句目は「私の心は誰にもわからない。なんと言われても構わない。命も名誉も惜しくはない。」といったところでしょうか。

明智光秀が死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この明智光秀の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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